想ひ出は川底トンネルのむこうに

こんにちは。旅日記が続いておりますが、今回もよろしいでしょうか。Ｍ子が書きます。
（本誌とは全く関係ない内容です）



↑たまにはコメントも頂戴ね。

お盆休みに、母方の郷里へ帰省していました。
そこで母と前々から行ってみたかった、実家からほど近い大阪市内のとある町へ。

そこは大阪市西区・九条。私の両親が結婚当初住んでいた場所で（個人的すぎる話ですいません）
町を流れる「安治川」には、エレベーターで川底へ降り
歩いて向こう岸へ渡れる、安治川隧道という珍しいトンネルがあります。


歩行者＆自転車用・エレベーターの出入口


車用出入口の跡。昔は車も川底を通れたそうです


川底トンネル内（インターネットから拝借）


せまいトンネル内には安心の警備員さんがいて、すれ違う人と挨拶しあう、下町の温かい光景が。
当時両親はいつもこのトンネルを通り、最寄り駅から新居のある川むこうへと行き来していたそうです。
もちろん地元の人にとっては生活道なので、特に珍しいものという感覚はないようです。


それよりも私たちが何より驚いた、この日一番の珍しい建造物が
トンネルのむこうで待っていました。

それがこの“新居”（個人的すぎる話で本当にすいません）

まさかまだ残っていたとは…。新居という言葉とはかけ離れた、歴史的建造物。
スイートホームは30年間建て直される事もなく、当時と同じ姿でたたずんでいました。

何がそんなに驚きかというと、「30年前からこの古さ加減・このさび具合」ということ。（いつからあるんだ？）
ここを新生活の場に選んだとは。自分の親ながら、レトロ（？）な新婚さんです。ひと通り（こっそりと）近辺の写真も撮り、父への土産話ができたという満足感と一緒に
次来る時にはもう無かったりして…という少しのさみしさも感じつつ
またトンネルを抜けて帰っていった夏の一日でした。

「でもまた来てね」



新規配布箇所
☆ 袋町の超ハイセンスショップ二店舗
● アンダーカバー
● カラーズ
☆ 横川の映像系コミュニティーカフェ
● にわにわ
☆お待たせしました！
● 安佐南区　珈琲豆屋　大和

☆ パルコ　タワーレコード・書籍リブロなどに追加してますが、
すぐに無くなるので困ってます（笑）

広島のお洒落さん達の間で話題になってるらしいです。HLIFE